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モンゴリアンデスワーム
(オルゴイコルコイ)
主な原典=目撃談
性質 |
モンゴルはゴビ砂漠に生息するUMA。雨季の間だけ姿を見せるという。体長50~150㎝の巨大なミミズ、或いは芋虫のような姿で、見ようによっては臓器の腸のようにも見えることから現地では「オルゴイコルコイ」=「腸虫」と呼ばれている。
口からは致死性の黄色い猛毒を撒き散らし、また体からは強力な電気を放つ。とても凶暴と言われ、その毒と電気に多くの人が殺されたとされている。恐ろしい噂のなかには、商人の一団が一気に殲滅させられたといった話もある
移動は体を不気味にくねらせたり滑らせたりして行うが、普段は砂丘に穴を掘りその内部に潜んでいる。
黄色い物に興味を持つと言われ、黄色のおもちゃ箱の中に潜んでいた事件もあった。その時はおもちゃ箱を開けた子供は毒に触れて死んでしまい、モンゴリアンデスワームを退治しようとした親も殺されてしまったそうだ。
また、モンゴリアンデスワームに触れた物は緑に変色してしまうらしい。体全体が猛毒なのだろう。
歴史 |
1800年代初頭にはロシア人研究グループがその存在を確認したといわれる。その後、アメリカ古生物学者もその噂を聞いて著書に載せたため少し有名になった(1926年)。
そんな中で、デスワームの調査をしたい研究者もいたのだが、その頃のロシア(つまりソ連)は「そんな物はお伽噺だ」と言って調査研究を許さなかった。
そして1990年、ソ連の連邦制が崩れていった際、チェコの隠棲生物学者イワンマッカールが遂に調査を開始した。1992年に渡っての研究でマッカール博士はモンゴリアンデスワームの存在を確信したという。
1991年のソ連崩壊以後は調査も許されるようになり、2005年にもモンゴリアンデスワームの捕獲を目的とした調査があった。(結果は残念なものだったらしいが)
ちなみに |
モンゴリアンデスワームはUMAと言ってもかなり伝説化した存在だと言える。
例えば、馬に乗った男がモンゴリアンデスワームを棒でつついたらその瞬間に男も馬も死んでしまったという話がある。それほどモンゴリアンデスワームの毒が恐ろしい物という事なのだろう(或いは毒が気化してしまったのかもしれないが)。
さらに地元ではモンゴリアンデスワームは、英雄チンギスカンの墓を守る存在なのでは?という話もある。はるか昔から場所が隠されているチンギスカンの墓を見張り、そこに近付く者がいれば容赦無く殲滅してしまうというのだ。
それが正しければ、モンゴリアンデスワームの目撃地の近くに歴史上の謎であるチンギスカンの墓があるということになる。
さて、ではモンゴリアンデスワームとは一体何者なのか。
一説によればミミズトカゲの一種である。このトカゲはトカゲでありながら手足が無く、モンゴリアンデスワームと姿が似ている。
または、デンキウナギの仲間の陸棲生物とも言われる。これは言うまでもなく電気を発するからだ。
さらに、毒の噴霧から考えるとデスアダー(コブラの一種)の一種かも知れない。こちらも見た目も似ている。
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