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ガタノトーア
グタンタ、ガタン、タノタア、クン=タ、クタン=クア
主な原典=《クトゥルフ神話》
性質 |
惑星ユゴスに住んでいた怪生物が崇拝し、彼等とともにこの地球に降り立ったとされる邪神。長い鼻と触腕をもち、タコのような特徴的な眼をしている。その体はウロコに覆われている。しかし、その姿を一瞬でも目にした者は、たちまち石になってしまうのだ。ただその場合、脳だけは正常にはたらき、石化して動かせない体の中で半永久的に生きることになるという。
現在は沈んでしまったムー大陸の聖地、クアナのヤディス=ゴー山の地底深くに居座っていた。そのガタノトーアが地上に姿を現せば、この星の命あるもの全てが石と化してしまうと言われており、当時ガタノトーアを鎮めるために定期的に生け贄を捧げる風習がムー大陸近辺を中心に世界規模であったようだ。
歴史 |
20万年以上も前、ユゴスから怪生物が飛来した際、彼等はヤディス=ゴー山に収容施設を建設し、ガタノトーアをそこに寝かせた。このガタノトーアの脅威に人々は怯え、この邪神とガタノトーアの教団の神官に毎年生け贄を捧げるようになってしまう。教団はもちろん生け贄を受け入れ、結果ムー大陸の全ての人はガタノトーアとその教団にひれ伏し、やがて彼等の権力は確固たるものとなった。
しかし当然この体制を良くなく思う人々がいた。そして遂に大地母神シュブ=ニグラスの神官であるトヨグが行動を起こす。彼はまず特殊な力を持つ魔術文字による巻物を作った。この巻物とは持っていれば石化能力から身を守る効果があるものだ。トヨグは巻物を持ち、直接ガタノトーアに立ち向かいにヤディス=ゴー山に向かうのであった。
きっと多くの反ガタノトーアの人々がトヨグの帰りを待っていたはずである。しかし彼は戻ってこなかった。どうやら最後の最後で巻物を入れ換えられてしまったらしい。トヨグも石となってしまったのかも知れない、が、発見はされていない。
この事件以降、教団はますます助長してしまい、もう誰にも手をつけられなくなっていく。他の神の寺院を潰していった。そして最後には邪神イソグサ(=ユトグダ)の大神官ザンツーが決起し、イソグサを召喚して何とかしようとしたのである。しかし召喚は一応は成功したものの、制御できず、数多の災いが大陸を襲ったのである。この召喚こそがムー大陸沈没の直接的な原因では?と言われている大事件である。
ちなみに |
このガタノトーア、かのクトゥルフの長男だとされている。以下家族構成イメージ
クトゥルフ(父) イダ=ヤアー(母)
ガタノトーア(息子)
イソグサ(息子)※ザンツーが召喚した神
ゾス=オモレグ(息子)※=「ゾス=オムモス」
クティーラ(娘)
(邪神に性別があるかは分かりませんが)
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