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メジェド
主な原典=エジプト神話
性質 |
名前は「打ち倒すもの」の意。エジプト神話における本来不可視の神である。空を飛び、目から光線を放ち口から炎を吐く。さらに、ナイルの神を従わせるとも言うのでかなり力のある神なのだろう。冥界の神オシリスの館に住むと言う。
エジプトでは死んだ後も完全に死んでおらず、審判が下された罪人以外はいつか魂から甦ると考えられた。しかし罪人はその心臓を喰われ、完全な死をむかえてしまうのだ。「不可視の神」がその裁きを与えるとされているため、メジェドこそがその完全な死をもたらす神なのではとも言われている。
これほど重要そうな神なのだがパピルスにはほとんどメジェドに関する記述が無いため、その詳細、正体は謎に包まれている。そのため他の神の別名なのではとも言われる。
こんな凄そうな神であるメジェドだが、布をかぶり足と目だけが出ているゆるキャラのようなかなりシュールな姿で書き表される。さらには他の神が横を向いているのに対してメジェドはこちらをガン見していたりするのでかなり異彩を放っている。(実は目が四方に一つずつ4つあるのでは?とも)
現代 |
上記のようにインパクトある見た目ゆえにエジプトから遠く離れたここ日本で人気が爆発。インターネット上ではメジェド様のスレッドがたったりメジェドっぽい画像がアップされていたり、さらにイラストもたくさん描かれていたりする。ついにはグッズやアプリまで登場。アニメにも登場する。
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